神津島/おすすめ観光地一覧
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神津島に来たなら、ぜひ立ち寄りたい癒しのスポットが「神津島温泉保養センター」。
自然の岩場をそのまま活かした275㎡の大露天風呂は、日本でも珍しいスケール感!遮るもののない空の下で、潮風に包まれながら温泉に浸かる時間は、まさに非日常。
日が暮れると、空には満天の星が輝き、天然のプラネタリウムが出現。島ならではの静けさと星空に、心までほぐれていく感覚をぜひ体験してみてください。
また、小露天風呂からは沢尻湾の絶景が楽しめるので、日中に入るのもおすすめ◎
お湯はナトリウム塩化物強塩泉。源泉温度は約57度で、肩こり・腰痛・冷え性などに効果があるといわれています。
館内にはレストランも併設されており、11:30〜14:00/16:30〜21:00で営業中(L.O.は各30分前まで)。島の味を楽しみながら、のんびりとした時間をお過ごしください♪ -
海抜0メートルの港から、わずかひと山分の距離でたどり着く、まさに“天空の楽園”——それが神津島のシンボル「天上山」です。
標高は約572mと決して高くはないものの、山頂一帯に広がる景観は驚くほどダイナミック。平らに広がる台地状の地形には、低木帯、池、白い砂地が点在し、その姿はまるで2,500m級の高山のよう。視界を遮るものがなく、360度の大パノラマを眺めながら歩くこの体験は、“登山”というよりも“空中散歩”に近い感覚かもしれません。
「花の百名山」にも選ばれている天上山では、季節ごとに姿を変える花々が迎えてくれます。秋にはリンドウやセンブリが涼やかに咲き、初冬には白く可憐なウメバチソウが足元を彩ります。その繊細な美しさと荒々しい火山地形のコントラストが、訪れる人の心をつかんで離しません。
登山ルートは初心者でもチャレンジしやすく、整備されたコースが複数あるので、無理のないペースで自分らしい山歩きが楽しめます。頂上で感じる風、空の広さ、そして眼下に広がる青い海――そのすべてが、忘れられない旅の一場面になるはずです。 -
天上山の山頂付近にひっそりと現れる「不動池」は、神津島の自然がつくり出した不思議で美しい景観スポット。雨が降らないとすぐに姿を消してしまうため、“幻の池”とも呼ばれる、ちょっぴりレアな存在です。
この池、タイミングが合えばなんと“ハート型”に見えることも!自然が偶然生み出したロマンチックなかたちに、思わず声が出ちゃう人も多いんだとか。見られたらとってもラッキーな気分になれますよ♡
池の周囲は、天上山の荒々しい溶岩地帯と静かな湿地が共存する、独特の景色が広がっています。季節によっては高山植物がそっと顔を出していて、まるで絵画のような雰囲気に。空の色を映した水面と、神秘的な静けさが印象的で、カメラ好きにも人気のフォトスポットです。
天候や季節によってまったく違った表情を見せる不動池。ハート型に出会えたその瞬間は、きっと旅の思い出の中でも特別な一枚になるはずです。 -
神津島の北端、赤崎(あかさき)エリアに広がる「赤崎海水浴場・遊歩道」は、静かに自然を感じながら過ごしたい人にぴったりの場所です。
海沿いにつづく木造の遊歩道は、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような風情。木のぬくもりと潮風の心地よさが相まって、歩くだけで心がふっと軽くなるような気がします。時折、波の音に混ざって鳥のさえずりも聞こえてきて、五感がゆっくりほどけていくのを感じられます。
赤崎の海は、透明度が高く、色とりどりの魚たちが泳ぐダイビングの名スポットとしても知られていて、夏になると多くのダイバーが訪れます。シュノーケリングも楽しめるので、泳ぎが得意でなくても気軽に海の世界を覗いてみることができますよ。
そして何より、この場所には“時間を忘れる”という贅沢があります。自然に包まれながら、ただ歩いて、座って、海を眺めているだけなのに、なぜか満たされていく――そんな感覚を味わえるスポットです。
観光の合間に、ちょっとだけ足を伸ばして、ゆっくりと“島の癒し時間”を楽しんでみてはいかがでしょうか? -
島の高台にある「よたね広場」は、神津島の集落を見渡せる、開放感たっぷりのビュースポット。名前の通り、ここでは“よたね(=横になってひと休み)”しながら、心と身体をほっと緩めることができます。
昼間は、のどかな集落や真っ青な海を見晴らせる絶景が広がり、写真スポットとしても人気。少し風が吹く日には、木陰に座ってただぼんやり眺めているだけで、時間がゆっくりと流れていくのを感じられます。
そして、何と言ってもおすすめなのが夜。レジャーシートを敷いて寝ころべば、頭上には満天の星空が広がります。神津島は“星空保護区”にも認定されているほど、星がよく見える場所。よたね広場から見上げる星空は、まるで宇宙に包まれているような感覚になるほどの美しさです。
昼も夜も、訪れるたびに違う表情を見せてくれるよたね広場。旅の途中でちょっと一息つきたいときに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。 -
神津島を訪れたら、まず足を運びたいのがこの「前浜海水浴場」。島の中心地から歩いてすぐという抜群の立地にあり、民宿や商店も近くて便利なことから、夏の観光シーズンには島内で最もにぎわう人気のビーチです。
白くさらさらとした砂浜が弧を描くように広がり、青く澄んだ海とのコントラストが本当に美しいんです。足を海に入れた瞬間、「ああ、島に来たんだなぁ」と実感できる、そんな開放感があります。
家族連れはもちろん、友人同士やカップルにもぴったり。波も比較的穏やかなので、のんびりと海水浴を楽しむのにぴったりの場所です。
夕方には、水平線に沈んでいく夕陽が海をオレンジ色に染め上げて、昼間とはまた違った幻想的な表情に。波の音を聞きながら、浜辺でぼーっと過ごす時間も贅沢そのもの。
神津島らしい“島の夏”を存分に味わいたいなら、まずはこの前浜からスタートしてみてくださいね。 -
神津島で海をめいっぱい楽しみたい方にぴったりなのが、島の東側に広がる「多幸湾海水浴場」。その名の通り、“多くの幸”を運んでくれそうな、穏やかで美しいビーチです。
この海岸では、海水浴はもちろん、さまざまなマリンスポーツが楽しめます。特に、湾内にぽっかりと浮かぶ「丸島」を朝日が照らす光景は息をのむほど美しく、多幸湾を訪れる誰もが思わず立ち止まって見とれてしまうほど。
桟橋を挟んで三浦漁港側の海域は波も穏やかで、小さなお子さん連れのファミリーにも安心の遊泳スポット。水の透明度も高く、足元の小さな魚たちに出会えることもありますよ。
丸島は、昔は弁天様が祀られていた神聖な島。今では松が茂る独特な岩肌の姿が印象的で、潮が引くとなんと歩いて渡ることもできます。島に暮らす人たちにとっても、「多幸湾の白浜」「浮かぶ丸島」「その奥にそびえる天上山」の組み合わせは、いつまでも心に残る“ふるさとの風景”。島の民宿やお風呂の壁画に、この景色が描かれていることが多いのも納得です。
澄んだ海と空、静かな朝、島の記憶――。多幸湾は、旅の中で“忘れたくない風景”に出会える、そんな特別な場所です。 -
神津島の南側に広がる長浜海岸は、白砂が美しくどこまでも続く、静かで穏やかな浜辺です。観光客でにぎわう場所とは少し違い、どこか神聖な空気をまとったこの場所は、ただ歩いているだけでも心がすっと整うような、不思議な魅力に包まれています。
長浜海岸は、向かい側に鎮座する阿波命神社と深いつながりがあり、毎年4月15日に行われる神津島の伝統的な例大祭では、この海岸の砂を使って「潮花(しおばな)」が作られます。海水に洗われた清らかな砂を平たい石にのせ、神社の鳥居の足元にそっと供えるこの儀式には、自然とともに暮らしてきた島民の祈りが込められていて、見ているだけで胸があたたかくなります。
海岸から見上げる空と、寄せては返す波の音。何気ない風景の中に、神話の気配と島の人々の思いが静かに息づいている…。そんな感覚に包まれながら、ゆっくりと時間を過ごせる場所です。
※なお、長浜海岸は遊泳禁止エリアとなっているため、海水浴はできません。写真撮影や散策を楽しみたい方におすすめのスポットです。 -
長浜海岸の南側にひっそりと佇む「ぶっとおし岩」は、自然が長い年月をかけてつくり出したダイナミックな景観です。名前のとおり、岩の中心にぽっかりと空いた穴は、波の力によって少しずつ削られ、今の姿になったもの。まさに自然のアート作品です。
その穴をのぞき込むと、どこか異世界につながっていそうな不思議な雰囲気を感じるとともに、自然の力強さや神秘を改めて思い知らされます。岩に打ち寄せる波の音も相まって、五感で自然を体感できるスポットです。
私が訪れたときは、ちょうど夕方で、岩の穴越しにオレンジ色の空が見えて、とても幻想的な光景にしばらく言葉を失いました。
自然の造形に心を打たれる場所が好きな方、神津島の“素の美しさ”を感じたい方にはぜひ立ち寄ってほしい、おすすめの絶景スポットです。 -
「水配り像」は、神津島の成り立ちを語る上で欠かせないシンボル的な存在です。この像は、“伊豆七島の神々が神津島に集い、それぞれの島へ水を分ける会議を開いた”という美しい神話を表現したもの。神津島の名前の由来にもなったとされる、島の中心的な神話を象徴しています。
この伝説は、神津島が伊豆諸島の中でも特に水に恵まれていることから生まれたとされていて、まさに「水の島」と呼ぶにふさわしい逸話。島内には今でも豊かな湧き水があり、自然の恵みを身近に感じることができます。
実際に水配り像の前に立ってみると、神話の世界にそっと足を踏み入れたような、静かな感動があります。神々が集まって島々の未来を思い描いた光景が、自然と目に浮かんでくるようでした。
神津島に来たら、ぜひこの像の前で足を止めてみてください。島の歴史や神話に思いを馳せることで、旅の中により深みが生まれるはずです。 -
阿波命神社(あわのみことじんじゃ)は、伊豆諸島を創ったといわれる神・事代主命(ことしろぬしのみこと)の正后、阿波命(あわのみこと)をお祀りする神聖な社です。『延喜式神名帳』にも名を連ねており、物忌奈命神社と並んで「名神大社」に列せられる格式ある神社として、古くから人々の信仰を集めてきました。
この神社で特に印象的なのが、参道に続く石段や石垣の美しい積石。その独特な文様は、古代の信仰や美意識を感じさせ、現在では神津島の貴重な文化財として東京都の史跡文化財に指定されています。
歴史的な価値だけでなく、神社全体に漂う静けさと清らかさがとても心に残ります。私は訪れたとき、苔むした石垣と柔らかな木漏れ日、そしてどこか懐かしさを感じる空気に包まれて、まるで時間が止まったような感覚になりました。
神津島の成り立ちや神話に思いを馳せながら、静かに手を合わせる時間は、旅の中でも特別なひとときになるはずです。歴史や神話に興味がある方はもちろん、心を落ち着けたい方にもおすすめのスポットです。 -
神津島の開祖とされる神様・物忌奈命(ものいみなのみこと)をお祀りしている由緒ある神社です。『延喜式神名帳』にも記載され、阿波命神社とともに「名神大社」として格式高い神社に列せられています。古くから島の守り神として島民に大切にされてきました。
本殿と拝殿はこぢんまりとしていますが、その佇まいには厳かな気配が漂い、年月を経てもなお、神々しさを感じさせてくれます。参道には木々が生い茂り、足を踏み入れた瞬間から空気が変わるのを感じるほど。都会の喧騒では味わえない、神聖な静けさに包まれます。
私が訪れたときも、鳥のさえずりと木漏れ日だけがそっと出迎えてくれて、時間がゆっくり流れるような心地よさがありました。神津島の歴史や信仰に少し触れてみたい、そんな方にはぜひ足を運んでいただきたい場所です。 -
島の中心部から少し離れた静かな場所、多幸湾(たこうわん)の周辺には、神津島の自然の豊かさを感じられる清らかな湧き水があります。ここは島の集落がある港とは反対側に位置していて、観光客の姿も少なく、まさに知る人ぞ知る癒しスポット。
この湧水は「東京の名湧水57選」にも選ばれており、その清らかさと神秘的な雰囲気は、島を訪れた人の心を穏やかにしてくれます。
神津島は伊豆諸島の中でも特に水が豊かな島として知られており、古くから「水配り伝説」と呼ばれる神話が語り継がれてきました。これは、天上界で水が不足していた島々に、神々が公平に水を分け与えようとした…という美しいお話で、神津島がその分配の中心になったと言われています。
実際にこの場所に立ってみると、「ああ、神話って本当にあったのかもしれない」と思えてくるほど、自然の息吹と水の力を感じることができます。目の前に広がる海と、そっと湧き出す水の音。観光地というより“聖地”のような空気感が漂っていて、心がスッと整うような、不思議な感覚に包まれました。
都会の喧騒から離れて、静かに自分と向き合いたいときに、ふらっと訪れてほしい場所です。
Information
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観光庁長官登録旅行業第692号/
一般社団法人日本旅行業協会正会員